以前、論文の文の書き方を解説しました。結論は
短くシンプルに数字と単位を使って書く
でしたね。
それでは、文が1文から、2、3、4文と増えたらどうなるでしょうか?
次は段落を書きます。
いきなり文章が書ける人には才能がある
小学生作文の授業を想像してみてください。あなたは、
- 原稿用紙に直接すらすらと文を書けた人でしょうか?
- 原稿用紙に1行も書けず、しかも書いても変な文になった人でしょうか?
ちなみに、私は後者でした
いきなり作文ができる人は、一度頭の中で、これから書く文章のテーマ、構成、文を書き、そして校正まで完了できる人です。
これができる人はある種の才能で、誰もができることではありません。
ワープロソフトを使う
文章を書くためには、頭の中で、テーマ、キーワード、グループ化、起承転結などを考えないといけません。このためには、過去に読んだことのある情報、単語の記憶、文の記憶、起承転結などの構成の記憶と出力ができないといけません。
私はパソコンのワープロソフトを使いました
気になるニュースや情報はコピー&ペーストで収集します。これを繰り返すだけでもキーワード、文章、構成には、テーマに沿った偏りのようのなものがあることに気が付きます。
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とりあえず、シンプルな文を書き並べる
「短くシンプルに数字と単位を使って書く」はできるようになりました。ワープロソフトも用意できました。
それでも文はいきなりは書けません。次はどうするのでしょうか?
短い文を1つ1つ区切って書きためます。ここで重要なのは、いろいろ考えないことです。
シンプルにただ文を書き並べます
ワープロソフト上で文の順番を並べ替える
そのときの調子、体調、思考によって、書かれた文は違います。ここからは一般的な法則によって文を並べ替えます。
地理を例にしてみましょう。地球、ユーラシア大陸、アジア、日本、東京都、千代田区、東京駅、1番線(中央線)というように、初めは大きく、最後は細かくという順番に並べるのが理想的です。
読んでいる人の思考あるいは視点が、文字によって、地球から1番線へとだんだんと狭まっているのが分かるでしょうか?このような順番にしますと、
人は分かりやすい
と認識しやすいです。文書は人の理解の性質を使って書かれています。そして、ここでは地理で文がまとまっていますので、これを「段落」とします。
ワープロソフト上で文の校正をする
先ほど、地球、ユーラシア大陸、アジア、日本、東京都、千代田区、東京駅、1番線(中央線)の順番で書きました。
なにか足りないところはありませんか?
あっ、関東地方が抜けている
ワープロソフト上で見直しますと、このように足りないところに気が付きます。最終はこのようになります。
地球、ユーラシア大陸、アジア、日本、関東地方、東京都、千代田区、東京駅、1番線(中央線)
今回は、段落の書き方についてでした。
私のように文章が書けない人は、ワープロソフトを使います。
文をただ書いたあと、同じグループの文を順番を並び替え、見直したあと足りないところを書き加えます。
いいかえますと、頭や紙の上で文章が書けない人は、機械の力を使えば書けるようになる
ということです。ぜひ、試してみてくださいね。
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