日常のメモ書き大切さ
小さなお子さんがお買い物の手伝いでメモを見ながらカゴに入れている姿を見ますと、微笑ましく思いますね。たどたどしくても、しっかりやっています。
ところが大人の私。あれとこれを買おうと思ってスーパーに行っても、
あっ
買い忘れた・・・
ということがよくあります。
ああ・・・
メモを書いておけばよかった・・・
と後悔します。
大人って何でしょうね(笑)。
人の記憶というものはとても曖昧です。
大丈夫、このくらいなら覚えている!
と思っても、実は正確には覚えていません。
研究においてもメモは大切
メモは、図を使うこともありますが、基本は文字です。文字は単なる情報ですので、見たものをすべて記録することはできません。
ただ、人間の記憶と処理には限界がありますので、文字という道具で情報を圧縮するしかありません。
文字は単なる記号ですから、研究には不十分かも知れませんね。
でも、文字の数をどんどんメモに記録しておきますと、文字を見るだけで、なぜか思考が進むようになります。
当然ですが、書いたほとんどメモは役に立たないものになります。でも、100個に1個はハッと驚くものになったり、時間が経ったときに悩んでいたことの解決のヒントになったりします。
メモの書き方
無責任のようですが、メモの書き方は自由がいいと思っています。人はそれぞれ。やり方もその人に合ったものが理想で、ストレスなく効率的になると思っています。
私の場合は、研究では紙をよく使いますので、その裏面を使って何でも書いていました。
- タイムテーブルを書く。
- 知らない単語を記録する。
- 単語を線で繋いでみる。
- 勉強になる文を抜書きする。
- アイディアを書いてみる。
- ・・・
今は、紙が携帯やパソコンのアプリに代わったくらいで、やっている内容は同じです
メモ書きの習慣の効果は時間差で出ます
私のメモ書きの習慣は必要にかられて始まりました。始めた当初は何も変わりませんでした。
初めはスケジュール帳のような使い方でしたが、時間が経つにつれて、だんだんメモ書きが増え、単語と単語のネットワークのようなものができ始めました。
メモを書いた直後、少し経ったあと、数ヶ月あとに見直しますと、自分が気づいていなかったことが浮き上がって見えるようになってきました。
メモ書きは面倒くさそうに見えますね。それは、ガチガチのルールで自分を縛るからです。
初めは、自由に書き、続けるにつれて自分に合った方法が固まってきますから、それをメモ書きの自分ルールにすればいいと思います。
継続しますと、効果が現れてきますので、ぜひお試しを。メモ書きは日常生活だけでなく、自由研究にも役に立つと思います。
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